パプアニューギニア
〜 トロピカルマウンテン 〜
日本におけるパプアニューギニアのコーヒーは全体の0.5%未満と他生産国と比較するとマイナーではありますが、その味覚はソフトな口当たりでクセが強すぎず、南国らしいみずみずしいフルーツを想起させるジューシーな酸味と甘みがあります。久しぶりの人気産地が登場です！
1930年代にジャマイカ、ケニア、タンザニアなどからコーヒーの種子が持ち込まれました。1950年代に入り本格的な栽培が行われるようになりました。当時は組合が上手く起動しなかったために、入荷しても質に問題があり、なかなか安定供給はできませんでした。今回紹介する「トロピカルマウンテン」とは、パプアニューギニア政府機関のCoffee Industry Corporation(以下、CIC)が設定した規格基準です。この規格には下記5つの基準が設けられております。
1.パプアニューギニア産であること。
2.PSC(Premium Smallholder Coffee)グレードを使用。
3.標高1,500m以上で栽培されたコーヒーであること。
4.スクリーンサイズ15が95%以上で構成されていること。
5.SCAA基準80点以上。
CICとは、1991年にニューギニア政府が設立した機関であり、Coffee Board、小農家協会、輸出業者協会の3つのコーヒーの生産・流通にかかわる組織を統合する形で発足しました。その役割はコーヒー農業の普及進行、農事技術の教育啓蒙、内規や輸出における規制、マーケティング等を主な機能としています。
▼挽き方：粗挽き（ペーパードリップ、ネルドリップ）
▼浅煎り：抽出時間：２分以内
▼お湯温度：90℃以上
▼深煎り：抽出時間：3分
▼お湯温度：90℃以下〜85℃
■生産国 パプアニューギニア
■生産エリア
Western Highlands、Eastern Highlands、Jiwaka、Shimbu の4州
■スクリーン 15
■標高 1500m〜
■品種 ティピカ種 ほか
■精製過程 ウォッシュド、天日乾燥及び機械乾燥併用
■クロップ 2023/2024
■収穫：5月〜7月
■規格 PSC-A
■入荷 24/3月
〓精製プロセス ウォッシュド（Washed)
� ＼屬�熟したチェリーを摘み取る
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�� 果肉除去後、ミューシレージ・リムーバーでヌメリを除去
�ぁ．魅瓮蟒�去後、そのまま乾燥
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